アメリカン・ギャングスター【スポンサー広告】【映画感想】
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▲アメリカン・ギャングスター

2008/03/23  (日) 15:03| 映画感想編集

汚れた手でつかんだ、美しき人生。

アメリカン・ギャングスター (ハヤカワ文庫 NF 331)
鑑賞後:.★★★☆.
とても男臭い映画。
タブル主役がもっとバランス良く配置されているのかと思いきや、これではフランクのほうに注目が集まってしまうのもやむなしかと。

女性としては矢張り家族を大切にすることをモットーとするフランクに共感しやすいです。とはいえファミリーの掟を破ったらばっさりと切り捨てるところはドライ。


男性から観たらどうなのでしょう…。
亡きボスの流儀を踏襲しつつも、ボスすら到達できなかったさらなる高みへと到達するフランク。仲介にたよることなく自らの足で出向き交渉。中間マージンを排除することで原料を安く入手し高品質な商品を安い値段で販売する。市場原理としてこれほど求められることもないでしょう。
ものが麻薬でなければこれほど賞賛されることはないでしょうね。ビジネスモデルの成功例としては流石。


逆にリッチーはというと…少なくともパパ失格かな。
仕事と家庭どちらが大事?というのは愚の骨頂な質問だとは頭では理解できますが、感情的には奥さんが言いたくなる気持ちも分からなくはない。こと警察なんて仕事は決まった時間ですむ職業でなしオン・オフの切り替えも出来ないから難しいです。

仕事…の点でいえば一匹狼というと聞こえは良いけれど、所詮は同僚から疎まれているという意味でしかない。確かに職場で大金を広げるのはちょっとねえ…(というところが彼の人となりを示しているわけですが)


話の流れとしては、比較的広い視点で描かれているところは良かったです。ヘロインで富める者の裏側には中毒で身体を蝕まれていくものがいるという皮肉(この辺は売るほうが悪いのか買うほうが悪いのかという議論もありますがそれはさておき)。
ルールを破るものに対しては冷徹である反面、そうではないものに対しては礼節を重んじる。
金で買われるモラルと、屈指ないポリシー。

以下ちょっとネタバレ
しかし、フランクが汚職警官をつぎつぎと列挙し汚職の一掃に繋がる…とは思っても見ませんでした。終盤も終盤で彼の汚職警官に対する幼少体験が露呈するなんて。もっと最初の頃からそれとなく匂わしてくれた方が私としては必然性があり納得が出来たのですが。
とはいえ「正義」の代名詞である警官がそんな薄汚い存在であることを幼い頃に知ってしまったからこそブラックな世界に身を投じてしまったのかと考えると切ないですね。

あと、リッチーが同僚に「ユダ公」と蔑称されて激怒していましたが、あれは彼が本当にユダヤ人だからだったのか、それともそうではないのに侮蔑されて怒ったのかがわかりにくかったです。
もし前者なら当時はまだまだ人種差別の吹き荒れる時代。差別される人種同士何か通じるものがあったのかと思ってみたのですが…字幕ではそこまではわかりませんでしたね。


日本公開日:2008/02/00 

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【ストーリー】
1968年、ニューヨーク。黒人ギャングのボス、バンピーの右腕として仕えてきたフランク・ルーカス。彼はバンピー亡き後、ボスの座を引き継ぎ、自らの帝国を築き上げようと決意。そして、東南アジアから純度100パーセントのヘロインを直接仕入れる独自ルートを開拓し、それらを“ブルー・マジック”のブランド名で市場へ売りさばくことに成功したことから、フランクは瞬く間に麻薬王として君臨していく。一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。そんな彼はある時、検察官からエセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢される。やがて大衆に蔓延するブルー・マジックの捜査を進めるうち、フランクの存在に辿り着くリッチーだが…。
【原作・ノベライズ】
アメリカン・ギャングスター (ハヤカワ文庫 NF 331)
マーク・ジェイコブスン 戸田早紀 田口俊樹 玉木雄策 早川書房
アメリカン・ギャングスター (ソフトバンク文庫 サ 1-1)
スティーヴン・ザイリアン 山下 慧 ソフトバンククリエイティブ


【スタッフ・キャスト・他情報】


(2008,03,23)/(中・感想)

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