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▲ハンニバル・ライジング

2007/05/24  (木) 01:06| 映画感想編集

彼に魔物が棲み付いたのか?
彼の魔性が目覚めたのか?


ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション
お薦め度:★★★☆
名作『羊達の沈黙』に連なる序章として観ると物足りなさを感じますが、作品単体ならばそれなりに鑑賞に堪えうるものにしあがっています。
今回原作者のトマス・ハリス自らが脚本を手がけるとは!?と思ったのですがそもそも原作自体が映画制作が前提にあって書かれた様で(私にとっては「ノベライズ」に近い)ビジュアル描写先行の印象が強く流石原作者が書いたものだ、と感じさせるような要素は皆無でした。

ハンニバル・レクターがリトアニア貴族の出身で幼い妹を殺された経験があるというエピソードは以前から語られていたことなので、今更どうこう言っても始まらないのですが、レクター教授は完全なるサイコ・パスであることが明示されており、そこが私にとっての魅力です。
サイコ・パスとは後天的なものだけでのみ形成されているのではないのが通説。よって、このような世間一般的にも判りやすい「極限の体験」や「肉親の喪失」といったエピソードは蛇足や無用の長物でしかなく、判っていたこととはいえ失望感を隠せませんでした。
また、人格形成として(一般的人間でも)重要な幼年期から青年期が見事にはしょられてしまっているのも残念でした。

…とは言うものの、普遍的な人間としての感情をもった「怒りの報復」をいかに残酷かつ病的な手段を持って行うか表現した復讐劇としては、なかなか楽しく鑑賞できました。
流石に復讐映画は数あれど殺すだけに飽き足らずカニバリズムを行ってまんまと警察の手を逃れることを許されるのはこの後の物語が既に完成されてるからこそ。
その意味では完全に『羊達の沈黙』の流れを汲む作品なのでしょうね。

それにしてもレディ・ムラサキに育てられて日本の影響を受けたというのならその後日本に行っても良かったと思うのに、何故にアメリカに住んでいたのでしょうか(移住しやすい為?)しかも、二がたら逃げたでヨーロッパだし…日本であの風貌は目立ちやすい為でしょうかね?

主演を演じるギャスパー・ウリエル君は端正な顔立ちで神経質そうな印象が良かったのですけど、面長気味なのでどうしたら年を重ねていったらアンソニー・ホプキンズ氏のような顔になるとはどうしても思えない…(苦笑)

日本公開日:2007/04/21 

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詳細情報は以下に。
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「ハンニバル・ライジング」の「PICO*THEATRE」館内データページ


【ストーリー】
1944年のリトアニア。戦禍で両親を亡くしたハンニバル少年は、幼い妹ミーシャと2人で山小屋に隠れ住んでいた。ある日、残忍な逃亡兵グループが山小屋を乗っ取り、か弱いミーシャは彼らに殺されてしまう。その後、心を閉ざしたまま孤児院で成長したハンニバルは、やがて脱走し唯一の親類を求めてパリの叔父のもとへと向かう。しかし、すでに叔父はこの世を去り、未亡人の日本人女性レディ・ムラサキが、ハンニバルを温かく迎える。ハンニバルは彼女のもとで高度な教育を受けると共に、次第に心の奥底に封印されていた復讐の情念を目覚めさせていくのだった。
【原作・ノベライズ】
ハンニバル・ライジング 上巻 (1)
トマス・ハリス 高見 浩 新潮社
ハンニバル・ライジング 下巻 (3)
トマス・ハリス 高見 浩 新潮社


【スタッフ・キャスト・他情報】


(2007,05,24)/(中・感想)

【関連商品】
ああっ!
そういえば、「ロングエンゲージメント」のひな菊(だったか?)君だったのか!?
そういわれてみると確かにそうだわ…
いやー変われば変わるもんですね。

役者ってすごい。
2007/05/24(木) 21:53:05 * * 管理人 #XAjl2.RA[編集]
こんにちは♪
こんにちは! mixiでいつもお世話になっている,おむはしデス。

この手のものってちょっと苦手なのですが、普通に見れたことにびっくりです。

ギャスパー君,ロング・エンゲージメントとはだいぶ違いますよね~
2007/05/24(木) 18:56:49 * * omuhashi #TBTrNxs6[編集]

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