それは、昨日まで人だったもの。
お薦め度:★★★☆
うーんうーん。やっぱり原作読まなきゃ良かった…。
映画作品としてはかなり出来がいいと思うし、あの長い作品を取捨選択して補足のためのオリジナルエピソードも上手いこと挿入されていていい脚色だと思う。映画化に際し元ネタと同じことを盛り込むよりも製作者のオリジナリティが加味されていたほうが意義がある、という自論に対しても忠実なのだけれど…。
やっぱり物語の根底にある「突き動かされる衝動」は原作の方が私の好みなのです。〔長文レビュー有!〕
日本公開日:2007/03/03
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【ストーリー】
舞台は18世紀パリ。悪臭立ち込める魚市場で一人の子供が生み捨てられる。名をジャン=バティスト・グルヌイユ。親の愛すら知らぬ彼に神が彼に唯一与えたのは、あらゆるものを嗅ぎ分ける驚異的な嗅覚だった。一切の体臭を持たない特異な体質と、その嗅覚による奇行から周囲に疎まれ続けるグルヌイユ。ある時、街で偶然出会った女の芳しい体臭に取り憑かれてしまった彼は、その香りを手に入れるために調匂師となり、日々香水造りに没頭してゆく。非凡な才能から生み出される数々の香水は、瞬く間に人々を魅了するが、それは彼の求める香りではなかった。
【原作・ノベライズ】
香水―ある人殺しの物語
パトリック ジュースキント Patrick S¨uskind 池内 紀 文藝春秋
【スタッフ・キャスト・他情報】