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2006/09/18  (月) 15:49| 映画感想編集

天皇ヒロヒト。
彼は、悲劇に傷ついたひとりの人間。


映画『太陽』オフィシャルブックお薦め度:.★★★☆.
 昭和天皇の人柄を知るには非常にためになったのですが、引き込まれるか・面白いかと問われると…そこまでは感情が揺さぶられることはなかったのです。

日本ではよりにもよって「昭和天皇」を題材に映画を作ることは難しいと思いますし、そもそもそのような企画を立てる奇特な人物もいないと思います。幸いというかロシアの監督が昭和天皇の熱心なファンということで作られた作品です。何は無くとも、日本外の人にそこまで愛されたということが私には嬉しい。

昭和天皇は日本最後の現人神で、最初に人になった天皇です。
一般人の私から観ると、超然としていると言うか何だか不思議な雰囲気を持った人の様に感じました。神様から人間になったからといって、後光が消えるだとかそんな明確で劇的な変化があるわけでもない。

この映画作品を観てどのように思うのかは人それぞれだと思いますが(何せ明確な主義主張のない映画なので)私が思ったのは、神様だと決めるのは当の本人ではなく周囲の人間なのだなあということ。
米国の記者の目に晒される事を侍従たちは我が事の様に辛く感じているのに、天皇自体はなーんとも思っていない。にこやかに記者の要求に応えたり、「私はあの俳優(チャップリン)に似ていますかね?」なんて頓狂な質問をしてみたりする。元神様にそんなことを問われてどのように答えていいのやら…。

「人宣言」に際して自殺者が幾人かでた、と聞いたことがあるのですが今の感覚では到底図れないほど、天皇は神であったし、揺るぎの無い信仰であったのでしょうね。
でもヒロヒト様自身は神様であることに不便を感じていたようだし、人間だと宣言したことにいっそ爽快な気持ちを味わっていたようです。
本人とその周囲の感覚・温度の違いが対照的で、興味深いものがありました。

この作品に関して第二次世界大戦の責任がどうだとか米国侵略がどうだとか敗戦国に苦しみだとか、そういったことはまったく語られる問題ではないので、そういったことに興味があったり、紛糾する人は観ないでくださいね。

ちなみに観た人の間では「あ、そう」「チョコレートおしまい!」が流行りました。(苦笑)

日本公開日:2006/08/05 

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詳細情報は以下に。
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「太陽」の「PICO*THEATRE」館内データページ


【スタッフ・キャスト・他情報】
【ストーリー】
8月15日、昭和天皇ヒロヒトは軍事行動を停止するよう国民への呼びかけを行った。宮殿は米軍の爆撃で焼け落ち、昭和天皇は地下の防空壕か、皇居内で唯一無事だった石造りの建物である生物学御研究所で暮らしている。庭師のように質素な身なり。追いつめられた日本の状況。心の安らぎは、生物標本を眺める時以外にはない。東京が焦土となる悪夢にうなされる、天皇の底知れぬ苦悩。そして、連合国占領軍総司令官ダグラス・マッカサーとの会談の日が、訪れる…。
【原作・ノベライズ】
映画『太陽』オフィシャルブック
アレクサンドル ソクーロフ Aleksander Sokurov 太田出版


公式サイト:〔日本公式サイト
原作:映画『太陽』オフィシャルブック
アレクサンドル ソクーロフ Aleksander Sokurov 太田出版

原題:Solntse
監督:アレクサンドル・ソクーロフ/
キャスト:イッセー尾形/ロバート・ドーソン/桃井かおり/佐野史郎/つじしんめい/田村泰二郎/ゲオルギイ・ピツケラウリ/守田比呂也/西沢利明/六平直政/戸沢佑介/草薙幸二郎/津野哲郎/阿部六郎/灰地順/伊藤幸純/品川徹/

製作:イゴール・カレノフ/アンドレイ・シグレ/マルコ・ミュラー/
脚本:ユーリ・アラボフ/
撮影:アレクサンドル・ソクーロフ/
美術:エレナ・ズーコワ/
音楽:アンドレイ・シグレ/
衣装:リディア・クルコワ/

日本公開日:2006/08/05
製作国:ロシア/イタリア/フランス/スイス/
時間:110分
製作年:2006
ジャンル:ドラマ/ミステリー/
製作/配給:スローラーナー
備忘録:-

(2006,09,18)/(中・感想)

【関連商品】
これが意外に
口コミで大ヒットらしく、立ち見続出で大変なのです。私達も早朝一回目を目指して出向いたものの既に並んでいる人がいたので、一本先送りにしたほどです。

私も皇室には特別な思いいれはないのですが、海外の人のファンということで人物描写は愛嬌があるというか愛が溢れています。

面白いと言う意味では余りお勧めいたしませんが、見るのもまた一興かと思います。
2006/09/21(木) 00:26:34 * * ピコシアタ #XAjl2.RA[編集]
面白そうな
映画ですね。こんな映画が上映されているとは全く知りませんでした。映画の性格上、表立った宣伝とかを控えているのでしょうね。未だに偶像に対する自分本位の過激な思い入れの人はたくさんいますから。私は別に昭和天皇に対する特別な思い入れなどはありませんが、ロシア人の視点というのが興味があります。機会があったらぜひ見てみたい。
2006/09/18(月) 16:20:43 * * カネシゲ #-[編集]

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八月になると、広島・長崎の原爆記念日や終戦記念日が毎年やってくる。ひらりんは勿論、戦後生まれ・・・昭和天皇の終戦時の話は、なかなか知りえないので、映画を通して、記憶に残しておこう・・かなっ。
* ひらりん的映画ブログ * 2007/08/23(木) 03:47:38
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : イタリア スイス フランス ロシア 時間 : 110分 公開日 : 2006-08-05~ 監督 : アレクサンドル・ソクーロフ 出演 : イッセー尾形 佐野史郎 桃井かおり 田村泰次郎 六平直政 1945年8月。その時、質素な身なりをした昭和天
* サーカスな日々 * 2007/05/04(金) 17:26:16
満 足 度:★★★★★★★★★       (★×10=満点) 監  督:アレクサンドル・ソクーロフ キャスト:イッセー尾形 、      ロバート・ドーソン 、      佐野史郎 、      桃井かおり 、      つじしんめい 、    
* ★試写会中毒★ * 2006/11/18(土) 18:13:19
あの本当にすごいヒトラー映画『モレク神』を世に放ったロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督が、その連作として昭和天皇と戦争を題材にとり、しかも主演にイッセー尾形を起用したと聞いたとき、正直かなり不安でした。 鬼才といえど何かしら勘違いをして、日本人
天皇ヒロヒト――彼は、悲劇に傷ついた、ひとりの人間。その苦悩その屈辱その決意彼は、あらゆる屈辱を引き受け、苦々しい治療薬をすべて飲み込むことを選んだのだ。
 
 
 
 
 
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