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▲記憶の棘

2006/10/03  (火) 00:40| 映画感想編集

愛してる―― 何度生まれ変わっても。

記憶の棘 オリジナル・バージョンお薦め度:.★★★★.
難解というか…非常に戸惑いを覚える作品でした。生まれ変わり恋愛映画って結構あるのですが、そっちに来たか、と唸ってしまいました。
アナは失った夫と決別するまでに10年の歳月を費やし、再婚することを決意します。ショーンへの気持ちを決して捨て去ることは出来ないけれど後ろばかりは向いていられない、新しい人生を歩もうと決心した矢先に、10歳の少年が自分は君の夫だと言って現れるわけです。

この作品、本国では色々物議をかもし出していたのですが、その点は一寸だけ納得が行きました。年の差だけの問題ではなく、小児性愛に抵触してしまうのですね。この作品のネタが言い訳に使われてしまう可能性が万に一つでもないわけではありませんから。

生まれ変わりを信じるか、と問われれば私は「信じなくはない」と答えます。前世の記憶と言うものが多少なりと残っていてもおかしいとは思わないし、そう願うことで救われる者がいるのならばその意見を糾弾するつもりはまったくない。
だけど、この作品を観た後だと「前世の記憶」とは一体なんだろうと考えずにはいられません。
以下猛烈にネタバレ




「少年」ショーンは自分はアナを愛しているから「彼女の夫」ショーンではないといいます。
彼女との間の秘密も知っているし、彼には確かにアナが自分の最愛の人だという自覚がある。だけど「アナの夫」は死んだ時彼女を愛してはいなかった。

「バンジージャンプする」の時に生まれ変わった時に性別か変わる可能性を問うたのはこの作品が初めてだ、と書きましたが、この「記憶の棘」は生まれ変わった時に不完全な記憶を持ったまま転生を果たす可能性を問うた(おそらく)初めての作品だと思います。

婚約者との破局や、世間の冷たい風当たりや、安泰な人生を諦める等々の困難・迷惑をこの際置いて考えるのならば、私はショーンと結ばれても構わないと思いました。
例え10年前浮気をしていたとしても(そのことを覚えていなかったとしても)、今現在彼女を思う気持ちが本当ならば過去のことは過去のこととして済ませてしまっても良いと思う。10年前のあの時アナを愛していなかったとしても、今彼女を愛している気持ちは本当なのだから。
過去に彼女を愛さなかったからと言って、自らを罰することはない。そのことを記憶していなかったとしてもそれは彼の責任では決してないから。

10歳の肉体に大人の精神をもち、アナへの気持ちを持ったままノイローゼだった子供のふりをし続けてこれからの生きていくショーンもこれから茨の道を歩むことになります。
長い時間・紆余曲折を経て、ショーンの生まれ変わりだと本当に信じてくれたアナも同様に傷ついた。しうやく前向きに生きようとしていた人生観も大きく変わってしまった。ジョセフとの幸せだったはずの結婚にも大きな不安と疑問とおそらく後悔が最初から付きまとう。

生まれ変わりと前世の記憶が神のなせる業ならば、神様はなんて残酷なことをなさるのかと思わざると得ません。

日本公開日:2006/09/23 

「記憶の棘」の劇場検索

詳細情報は以下に。
ギャラリーで「記憶の棘」を検索
「記憶の棘」の「PICO*THEATRE」館内データページ


【スタッフ・キャスト・他情報】
【ストーリー】
10年前に愛する夫ショーンを失った美しい未亡人アナは、心の傷を癒すまで何年も待ち続けてくれた男性ジョゼフと婚約する。そんなアナの前にある日、見知らぬ10歳の少年が現れこう告げる──「ぼくはショーン。君の夫だ」と。
最初は子どものいたずらだと思っていたアナは、夫だけしか知らないはずの秘密を語る少年ショーンの言葉に動揺する。見かけはあどけない少年でありながら、大人の男性のような愛と情熱を秘めたまなざしでアナを見つめるショーン。
夫を亡くした胸の痛みを、長い時が過ぎても決して忘れ去ることができなかったアナ。ショーンは本当に夫の生まれかわりなのだろうか? そして彼女が知る衝撃的な事実とは── 。
【原作・ノベライズ】
記憶の棘
ジョナサン・グレイザー 富永 和子 ランダムハウス講談社


公式サイト:〔日本公式サイト〕〔アメリカ公式サイト〕 〔フランス公式サイト
原作:記憶の棘
ジョナサン・グレイザー 富永 和子 ランダムハウス講談社

原題:Birth
監督:ジョナサン・グレイザー/
キャスト:ニコール・キッドマン/キャメロン・ブライト/ダニー・ヒューストン/ローレン・バコール/アリソン・エリオット/アーリス・ハワード/アン・ヘッシュ/

製作:リジー・ガワー/ニック・モリス/ジャン=ルイ・ピエール/
脚本:ジョナサン・グレイザー/ジャン=クロード・カリエール/ミロ・アディカ/
撮影:ハリス・サヴィデス/
美術:ケヴィン・トンプソン/
音楽:アレクサンドル・デプラ/
衣装:ジョン・A・ダン/

日本公開日:2006/09/23
製作国:アメリカ/
時間:100分
製作年:2004
ジャンル:ドラマ/ミステリー/恋愛/
製作/配給:東芝エンタテイメント
備忘録:-

(2006,10,03)/(中・感想)

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愛してる何度、生まれかわっても。  ■監督・脚本 ジョナサン・グレイザー■キャスト ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト、ダニー・ヒューストン、ローレン・バコール□オフィシャルサイト  『記憶の棘』 突然の心臓発作で亡くなった夫ショーンを忘
* 京の昼寝~♪ * 2006/10/15(日) 17:21:39
愛してる――― 何度生まれかわっても。製作年:2004年製作国:アメリカ監 督:ジョナサン・グレイザー出演者:ニコール・キッドマン/キャメロン・ブライト/ダニー・ヒューストン 時 間:100分[感想]久々のニコール・キッドマン出演映画ね~。いつの間にショートになっ
* ひるめし。 * 2006/10/08(日) 12:59:03
記憶にはやはり棘があったのか・・と漠然と考えてみる。事実は甘い記憶だけではなかったと・・・。個人の解釈によって評価は極端に二分化されるだろうと思う。少年は夫の生まれ変わりだったのか?今作のテーマというか題材は非常に面白く興味津々であった。イチ....
* 雑板屋 * 2006/10/07(土) 16:22:48
CAST:ニコール・キッドマン、ローレン・バコール 他最愛の夫を突然亡くしてから10年、哀しみを乗り越えアナ(ニコール・キッドマン)はジョセフと婚約した。そんなある日突然、自分はアナの元夫ショーンだと言い張る10歳の少年が訪れる・・・・う~ん・・・・重かった
* **Sweet Days** * 2006/10/06(金) 18:32:28
2006年、9/26オープンの109シネマズ川崎に行ってきました。オープン記念で1000円だったので・・・。それに、ひらりんお気に入り女優、ニコール・キッドマン主演作品だしー。上映館が少ないので、ひらりんにとっては、超助かりました。
* ひらりん的映画ブログ * 2006/10/03(火) 05:01:32
ニコール・キッドマン主演の輪廻をめぐる切なくミステリアスな愛の物語『記憶の棘』。大胆なショートヘアでイメージをがらりと変えたニコール・キッドマンが、夫の生まれ変わりだという少年の出現に心が揺れ動く女性を演じています。どこまでも切ないこの愛の物語を紡ぎあげ
* 『記憶の棘』を探して * 2006/08/31(木) 14:49:46
 
 
 
 
 
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