田口ランディその「盗作=万引き」の研究【スポンサー広告】【簡単書評】
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▲田口ランディその「盗作=万引き」の研究

2006/05/06  (土) 01:01| 簡単書評編集

「スタンド・バイ・ミー」に引き続き「ゴールデン・ボーイ」を読みたいと思い、図書館内をうろついたのですが蔵書されていなかったため、やむなく他の館にあるものを取り寄せお願いしました。
空いた一冊分を何に当ててしまったかと言うと・・・田口ランディその「盗作=万引き」の研究なる書籍。

つまみ読みしようと思っていたのについつい読破。意外に考えるネタが多くて勉強になりました。
買えとは言いませんが、覚悟があれば一読の価値はあります。
『「盗作」はいかにして報じられてきたか』は一つの文学史としても充分読み応えがありました。
『なめとんのか、オラ!』はコラムの書き方として勉強になった。
『哀しいかな、平凡』はネット以降の作家とファンとの関係図が興味深い。
『【サイバッチ】かく戦えり』はこの問題の発端となったメルマガ記録版。
「キーボードリテラシー」「文字の文化」は、考えさせられることでした。

この本図書館で作家研究書にカテゴライズされていたんですがいいのかなあ…いや確かに研究されつくしているけど…基本的にこの方の文章は「共感」を得やすいのでしょうね。充分読んだ気になったのでこの方の本は読まない。 実は私は著作権に関しては以前から強い関心をもっていました。昔からの友人なら「この人また始まったよ」と思っているはず。

漫画に関して盗作問題はここ最近ネット上で大きく取り沙汰されて、盗作検証サイトが山ほど出来ています。(納得できるものから、「これは完全に勘違いじゃなかろうか」と思わせるものまで)
しかし、絵はトレス比較することが出来ますが、文章=小説は難しいですね。文章まるのまんまというのはそりゃ論外なのですけれど。

この本でとりざたされている「チワワちゃん」と「ポチの魂」は殆どリライトに近いなあ。「チワワちゃん」は漫画らしいのでノベライズというべきか?

学ぶよりも真似ろ、という言葉があります。
全く一から創造することは不可能です。何かしら過去の作品から影響を受けたり、参考にすることもあるでしょう。私も以前は数々の映画や小説漫画なりから色々考えて新しい「お話」を考えたことがあります。
しかし、影響を受けることと引き写しすることは違います。過去の作品を自分なりの価値観で昇華し再構築しなくては何のためのアイデンティティでしょうか。

引用するのならその引用元を明記することは当然のことですし、そのことを「知らなかった」で済ますことはこの方が元編集者ということを考えると軽率だったといわざると得ません。

また、擁護派の「取り上げてもらって有名になったからいいんじゃない?」という発言には激しい憤りを感じる。書くことを生業にしている人にとって、作品は子供みたいなものです。その子供をバラバラ遺棄されて、「みんなに注目されて良かった」なんて喜ぶ親が何処にいると言うのだ。

この件で興味を持ったので色々検索かけてみたのですが矢張りもともとのファンの方はこの本に批判的ですね。当たり前かな。私も仮にこの方の作品を好きだったら「でっちあげだ」感じるのかな。
『ライオンキング』は『ジャングル大帝』のパクリだと分かっていてもついでに言うならディズニー嫌いでもミュージカルだけは行っちゃうからなあ…。

一応こんな文章でも一時間はかかってるし、ちょっとだけ推敲はしてますよ。(この本に対する言い訳・笑)

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