嫌われ松子の一生【スポンサー広告】【映画感想】
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▲嫌われ松子の一生

2006/06/06  (火) 23:17| 映画感想編集

嫌われ松子の一生 通常版お薦め度:.★★★★★.
前作『下妻物語』よりもさらに濃くさらにビビットな作り。原作つきとは思えないほど映画的なストーリー展開・ミュージカル調に表現される心理表現。どれをとっても満喫できる作品でした。
宣伝媒体を読んだ時はもう少し重たく湿っぽく展開していくのかと思っていたのですが、最期にオチを呈示し回想録の様に進んでいくので、松子の人生そのものはとてもヘビィなのに何故か笑える。だけど、そのあまりの不器用な人生にやっぱり涙がこぼれてしまう。作りとしては『ムーラン・ルージュ』に一寸似ているかも。

松子の波乱に満ちた…というよりも転落の人生はいかにも女性的で、同姓としてはかなり身につまされる物がありました。(男性がこの映画を観るとどう思うのかな?聞いて見たい気もします)なんで彼女はこんなにも不運でぶきっちょでダメダメだったんだろう。彼女が作中で何度も口にする「なんで?」という語りかけはそのまま私自身の問いかけでもありました。

「人間の価値は何をしてもらったかではなく、何をしてあげたか、だ」というセリフが出てきますが一心に愛を捧げ続けた彼女の価値は本当になんだったんだろう。【中学生に撲殺される】ことが彼女の価値だなんて思いたくないし、彼女の最期が本当に幸福感を胸に抱いて逝けたのか私にはどうしてもどうしてもわからない。

小さい頃から愛されることに一生懸命だった彼女。なのに何故かまっとうに愛し返されることが無かった彼女。白雪姫やシンデレラなんて高望みはしない、何も起こらないような一平民並みの幸せも得られない。なんでこんなにダメな男にばかり引っかかってしまうのか。
テレビでそんな話を耳にするたびに「男を見る目が無いからなのかな…」と思っていたのですがこの作品を観て私は何となく一つの回答を得た気がしました。

愛するに値する対象でさえあれば、自分の要求を満たしてもらう(愛し返される)ことはどうでもよくなる…もっと辛い言い方をするならそうなることを諦めてしまうのでしょうか。
その意味では「追っかけ」と言うものはその最たるものですね。【最終的に光GENZIの追っかけに走ってしまう】のも極自然な心境の流れなのかもしれません。

彼女の人生は本当に悲惨で辛くて辛くてたまらないのですが、でも面白いところは最高に面白くて笑ったり泣いたりとっても忙しい作品。邦画のある一方向としてとても完成形に近いなと思います。下手したらもう一度位見ちゃうかも。

余談ですがこの作品は昭和後期から平成までの社会的時代背景や風刺が非常に聞いています。オイルショックやユリ・ゲラー、スペースシャトル、都会のカラス問題などなど…その辺も注意してみるとまた楽しいかと思います。

日本公開日:2006/05/27 

「嫌われ松子の一生」の劇場検索

詳細情報は以下に。
ギャラリーで「嫌われ松子の一生」を検索
「嫌われ松子の一生」の「PICO*THEATRE」館内データページ


【スタッフ・キャスト・他情報】
【ストーリー】
不幸って何?女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子も、そのひとり。でも、現実は……
20代で教師をクビになり、エリートから転落して家を飛び出しソープ嬢に。やがてヒモを殺害して刑務所へ……
【原作・ノベライズ】
山田 宗樹 幻冬舎



公式サイト:〔日本公式サイト
原作:山田 宗樹 幻冬舎


原題:-
監督:中島哲也/
出演:中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/香川照之/市川実日子/柄本明/木村カエラ/柴咲コウ/片平なぎさ/ゴリ/谷原章介/マギー/甲本雅裕/劇団ひとり/角野卓造/宮藤官九郎/武田真治/木野花/荒川良々/渡辺哲/土屋アンナ/山田花子/あき竹城/嶋田久作/木下ほうか/本田博太郎/山本浩司/キムラ緑子/黒沢あすか/濱田マリ/榊英雄/

製作:間瀬泰宏/小玉圭太/
脚本:中島哲也/
撮影:阿藤正一/
美術:桑島十和子/
音楽:ガブリエル・ロベルト/渋谷毅/
衣装:申谷弘美/

日本公開日:2006/05/27
製作国:日本/
時間:130分
製作年:2006
ジャンル:コメディ/
製作/配給:東宝
備忘録:PG-12

(2006,06,06)/(中・感想)

【関連商品】
主観の相違
池修様>
松子さん自体はそれほど自分の人生を悲観していなかったと思うのです。(竜君に張り倒されるまでは)客観的に見れは確かに不幸かもしれないけれど、彼女は彼女の精一杯を生きたのだから。
だから、安易に彼女に「可愛そうね」とか「もっといい人生あったじゃん」とはいえないなあと私も思います。
2006/11/25(土) 22:38:52 * * ピコシアタ #XAjl2.RA[編集]
松子さんについて
転落とか、落ちてゆくなどの言葉を使ってほしくないです。胸をはって頑張って生きていったのですから。
2006/11/24(金) 12:15:23 * * 池修 #-[編集]
はじめまして!「足あと」からお邪魔しました!
わても観ましたよ。たしかに『和製ムーランルージュ』かも(*^_^*)?!
よければ、また遊びに来てください(^_^)/~
2006/06/11(日) 16:27:39 * * ぶぅ。 #-[編集]
足あとからきました。
映画の始めから終わりまで、何度も何度も涙が流れました。

映画をみた後、原作を購入。
一気に読んでしまいました。

映画とは、また違うけれどそれぞれに良さがありました。
2006/06/11(日) 13:13:17 * * wan #tXRaqIU2[編集]
足跡辿ってきたこげが再び登場です。。。
松子昨日観てきました!

松子の価値についてですが、
「人の価値は~何をしてあげたか」
松子は色んな人に尽くしてきて、
更には他人(リュウ)から神と呼ばれるほどに・・・

つまり神格化するほど価値ある人間になった
ということではないでしょうか??とボクは思います。
2006/06/10(土) 22:05:38 * * こげ #1ysID9Ow[編集]
初めまして!
初めまして、足跡からきました。
私も見ました!!
原作も読んでたので、あの壮絶な松子の人生を中島監督はいかに描くのかとドキドキしてました。
私的には映画のほうが好きです。
最後らへんはとくにそう思いました。
妹の髪を切ってあげたあとに松子が「やれる、やれるわ」と言ったシーンが私は一番好きです。どうしてあんなに落ちるとこまで、落ちたのにまだ希望を持てるのかと。
確かに松子は周りからは哀れみの目で見られるような人生を送ってたけど、ほんとに松子は全力で生きているんだなって思いました。

ぜひいろんな人に見て欲しいと思いました☆
ながながとすいません。汗
2006/06/09(金) 23:47:40 * * 獅子舞 鶴子 #-[編集]
おおう、こんなにも
コメントいただきまして…どうもありがとうです。
今日明日は仕事と議事録作成のためお時間とれませんので、また日を改めてコメントしたいと思います。
本当はこの映画についてはもうちょっと書きたいし。松子さんの恋愛観とかね。
>なかもなか様
私もそうだと思います。いや絶対そう。
2006/06/09(金) 23:39:22 * * ピコシアタ #XAjl2.RA[編集]
足跡からきました。
嫌われ松子、私も見ました。
松子がたくさんの男の人にすがってしまう理由は、お父さんにあるんじゃないでしょうか?
小さいころ、お父さんに愛されたいと思っていると、大人になってもそのような気持ちが気づかないうちに心の中に残っているんだと思います。
実際にそのように父親、母親の影響を受け地いる人は多いと思います。
だから私はこの映画はミュージカル調で、スピード感もあり、見やすくおもしろく作られているけど、すごくよく考えられて、いろんなテーマが盛り込まれているんじゃないかなあと思いました。

何はともあれ、すごく楽しかったし、いい映画でしたね。下妻、ムーランルージュも気になります☆
2006/06/09(金) 23:13:05 * * なかもなか #-[編集]
足跡から来ました。
初めまして。
嫌われ松子の一生、ホントいいですよね。
人生って何!?って考えてしまいます。
見ている間中泣きっぱなしで、涙乾かすのに必死でした。
2006/06/09(金) 21:20:28 * * kanako #-[編集]
足跡からきました
嫌われ松子初日に見ました。
重たい内容なのにミュージカル風に仕上げて軽く仕上げてあったので面白かったです。
僕は原作を読んでいたのでストーリーを追っていきやすかったけど、読んでない人にとっては展開が速すぎて細部まで分かりにくいんじゃないかなぁと思いました。
原作の方が面白かったので、読んでない人にはぜひ読んでもらいたいですね。

個人的にはこの間テレビで放映した下妻物語の方が好きです。
最近、中島監督の魅力に取り付かれています。
2006/06/09(金) 12:46:01 * * うっちー #-[編集]
足跡からきました。
「松子」ますますみたくなりました!
それと「ムーランルージュ」もとても気になります☆
2006/06/09(金) 00:03:25 * * さっちぇりー☆ #-[編集]
まったくもって同感
ぶねです、
嫌われ松子みました、
個人的にもある種和製ムーランルージュだなーとおもって映画を見ました。
 松子は、愛される事を求め続けたけど、本当はいろんな人に愛されていたのだなーと思いました。
 でも、気がつけないというか、みんな不器用な愛し方しか出来ない人たちだったんだね。
 でも松子が一番不器用なのかも、いま小説を読んでいるけど、映画よりも面白いかも、
中嶋監督が、テレビで、この小説を、そのまま映画にしたら誰も映画を見たいとは思わないのではないかと感じた、と言っていたのが
印象的、従来の私小説の流れを汲んだ暗い邦画にしなかったのは見事だけど、真剣に原作に近づけようとして作った作品もみてみたいなー、と思いました。

2006/06/08(木) 23:55:39 * * bune #-[編集]
足あとから来ました。
松子いいですねー。私は結構、中盤からほとんど泣きっぱなしでした。
でも、終わった後、すごくやさしい気持ちになりますねー。
私もムーランルージュのあの映像の雰囲気好きです。確かに、松子の映像の華やかさは似てますね。
2006/06/08(木) 23:46:47 * * なおこ #-[編集]
はじめまして…足跡からこんにちは。
夕べ、レイトショーで、嫌われ松子の一生を見てきました。 花や蝶や綺麗な風景がかえって余計に、松子の愛する辛さを引き立てていて、胸が締め付けられましたよ。
柄本明の昭和のお父さんも良かったかな…。
人生ってちょっとのボタンの掛け違いで変わってしまうのかなとも思いましたが…。
ちょこっと、最近落ち込んでいたので、余計に辛かったです。
下妻物語のように楽しいかなって思って見に行ったのですが、辛かったなあ。
2006/06/08(木) 23:34:24 * * makoto #-[編集]
足跡からきました♪
松子、面白かったですよね~♪
2006/06/08(木) 23:25:47 * * #-[編集]
こんにちわ。
足跡から来ちゃいました。
私も来週嫌われ松子の一生を見に行きます。 誰のレビューを見てもスバラシイレーティング。 楽しみだな~。
2006/06/08(木) 01:11:35 * * じょあんな #-[編集]
同じ日に見てたんですね~!
あたし自身、言葉にしきれない気持ちを
すべて書いてもらってるような
感じです☆彡
あたしももう一度見たいかも。
2006/06/07(水) 22:33:01 * * mito #-[編集]

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