立喰師列伝【スポンサー広告】【映画感想】
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▲立喰師列伝

2006/05/07  (日) 15:56| 映画感想編集

やばい。ヤツは立食いのプロだ…!

立喰師列伝 通常版お薦め度:.★★★★☆.
押井「立食い」と「犬」好きですか…そうですか。(苦笑)
この作品を何か勘違いして観に行ってしまった人には悪いのですが、押井の薀蓄(うんちくk)趣味(SFや銃器マニア趣味に有らず)に熱狂できる人ぐらいしか楽しめない作りになっています。まさしく私はその一人で終始忍び笑いが止まらなかったです。

久しぶりの実写映画でやることといったら、ミニパトと同様の手法。そう割り箸人形劇とペープサートアニメの実写版。そうするのことに何の意味があるのかと問われればこの薀蓄映画の堅苦しさを多少和らげることでしょうか。
最初から最後までひたすらナレーションで構成されていますし、その内容・言葉が既に難解。実写ですがベラベラ書割ですから演技など望むべくもありません。

もっと多くの外食を見ることが出来るのかと思いましたが半数は立ち食い蕎麦屋のお話です。
私なりにゆるく解釈をするのなら
月見の銀二
戦後日本の厳しい食料事情の中からも、かつての繁栄、経済復興の夢たる風景を語って見せる

けつねコロッケのお銀
多少の経済的余裕は見せるも未だ戦後の呪縛にとらわれている日本を反映

哭きの犬丸
急速な経済復興の中にあって、その内実の無さと被害者たる犬(もう本当に犬好きなんだから…)をなぞらえ

冷やしタヌキの政
立喰という立場にあって季節限定の品を指定する致命的欠点を、当時の学生運動の「総括」に重ね合わせ

牛丼の牛五郎・ハンバーガーの哲
「外食産業」確立した「チェーン店」というシステムの弱点を突いて見せる

フランクフルトの辰
遊園地限定という特殊な立場(…というよりも*****ーランドの非日常性)を持って現実と虚構の逆転を皮肉り

この作品を堅苦しくを論じるのなら、立喰師を通して、戦後の食文化・後の外食産業を解説しそこに戦後の日本の有り様を示すことでしょう。言うまでも無く超辛口ですがね。

月見の銀二の際には「赤い眼鏡」の天本さんを拝見出来てしばし感慨にふけり。
予知野屋はだめらしいがロッテリアは全面協力なんですね、太っ腹ですロッテリア。惚れました(笑)
もちろん*****ーランドは言うまでもNGですね。言わなくても分かりますが。いえ言わないからこそ雄弁に語られています。そこには何でもあるが何も無い夢のドリームランド。

これが映画が!と言われたら正直私の中の映画のカテゴリには全く当てはまりません。が、独自の世界観を独自の手法で見せるという意味ではきちんと成立していますし、基本的には押井大好きですので充分に楽しむ事ができました。

日本公開日:2006/04/08 

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詳細情報は以下に。
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「立喰師列伝」の「PICO*THEATRE」館内データページ


【スタッフ・キャスト・他情報】
【ストーリー】
これは、「立喰師」と飲食店主たちの 大真面目な、しかし、だからこそ可笑しい「対決」の記録である。
伝説は、60年前、廃墟からの復興を期する東京の片隅に始まった。
闇市の脆弱なたたずまいの立喰い蕎麦屋。
まもなく店を閉めようという微妙な時間に、その男は現れた。
「つきみ。......そばで」。
この男こそ、後に《月見の銀二》と呼ばれる伝説の立喰師であった。
銀二は、先に卵を割り入れさせると、上から出汁を注がせた。
黄色い月の周りに薄い雲がかかる。
「いい景色だ......」
その呟きは、店主を、危険な対決の荒野に呼び入れる、誘いの魔手なのであった。

公式サイト:〔日本公式サイト
原作:-
原題:Tachiguishi retsuden
監督:押井守/
出演:吉祥寺怪人/兵藤まこ/石川光久/川井憲次/河森正治/樋口真嗣/寺田克也/鈴木敏夫/山寺宏一/榊原良子/

製作:調査中
脚本:押井守/
撮影:坂崎恵一/
美術:調査中
音楽:川井憲次/
衣装:調査中

日本公開日:2006/04/08
製作国:日本
時間:100分
製作年:2006
ジャンル:コメディ
製作/配給:プロダクションIG
備忘録:-

(2006,05,07)/(中・感想)


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何を隠そう、私は押井作品が好きだ。大好きかもぉ♪(^^)この作品、映画館で観たかったけど仕事か何かで重なって観にいけなかったのよね。DVDで鑑賞。立喰師。それは飲食店にふらりと現れ、薀蓄、説教、話術、奇行など様々な手段を用いて店員を圧倒し、金を
* 映画、言いたい放題! * 2007/02/13(火) 02:42:10
 割と大作が続いてちょっともたれて来たので、原点に返り『立喰師列伝』を見る。何度目かは忘れた。
* 黄昏ミニヨン想録堂 * 2007/01/06(土) 20:58:54
実験的。 まず浮かんだのはその言葉だった。 押井監督くらいになると、こういう作品を映画で作れるんだなあ。 監督本人があちこちで語っているように、立喰師たちの歴史は古い。そもそものはじまりはおあそびのモブらしいが、その時代をあきらは知らない。 私と立喰師
* てぃーちゃーのプライベート * 2006/06/15(木) 20:25:31
ナレーション多すぎ!しかも、1エピソードに必ず1回ある、「~が、しかし」というフレーズだけが頭に残ってる。難解な言い回しを聞いていると、理解しようという自分と諦めて席を立とうと思う自分がせめぎあっていた。押井守監督作品は、「うる星やつら ビューティフルド
* the borderland * 2006/05/08(月) 23:28:01
[ 立喰師列伝 ] @渋谷で鑑賞。[ 立喰師列伝 ]。なんとも風変わりなタイトルである。この作品は、押井守監督が25年以上前から創造し、構想してきたまさにライフワーク的存在。立ち食い屋やファーストフードにふらりとあらわれ、無銭飲食を働く立ち喰いのプロ。それが立
* アロハ坊主の日がな一日 * 2006/05/08(月) 01:43:37
 
 
 
 
 
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