ミリオンダラー・ベイビー【スポンサー広告】【映画感想】
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▲ミリオンダラー・ベイビー

2006/12/07  (木) 21:33| 映画感想編集

観ようかどうか迷って結局観ています…。

愛に、打たれる。
ミリオンダラー・ベイビーお薦め度:.★★☆.
出来が悪いとか、好きとか嫌いとかそういう以前の問題として、私はこの題材ダメでした…。
あらゆる面において私の想像力が膨らんでしまい、ただただ「怖い」としか考えられなくなってしまうから。

作品としては実に素晴らしい。
流石にアカデミーを取るだけのことはあります。ヒラリー・スワンクの熱演振りもこれで主演女優賞取れなきゃ嘘だ、と思うほどのすごい演技でした。

大方の予想通りなんですが、それでもよもやこっち方面にまでいってしまうかと驚愕しました。そうだと分かっていたら行かなかったかも知れない…。
この作品には私にとって両極端なダメなものが存在していました。

ひとつはリアルな暴力描写…というかダメージ描写。具体的に言うと鼻血。
私は比較的鼻血が出やすい体質のようで、別に殴られたりしなくても突然出るときがあります。
この作品はその時の感じを実にリアルに思いださせる生々しさに満ち溢れていました。吹っ飛ばされて壁にめり込むとか、脚が無くなるとか、そういうものは余り具体的に想像できないのでダメージを受けても想像の範囲を超えることは無いのです。
でもこの作品は、あの鼻から喉にかけて感じる鉄臭い匂い、独特のヌメリ気を彷彿として本気で吐きそうになりました。

そしてもうひとつは後半の【全身麻痺】。以下ネタバレ
私は時々就寝時に妙な感覚に陥って漠然と不安になるときがあります。言葉で表現するのが難しいのですが耳も目も見えるのに体が動かない金縛りとは一寸違う。全体的に感覚が鈍くなっているのに、ある一点だけが鋭く研ぎ澄まされているような感じ。

後半にマギーが負傷して全身麻痺に陥っているのと見ていて、何故だか急にこの感覚が呼び起こされ、私が何よりも恐れているのはこれなのだと実感させられて、終始からだの震えが止まりませんでした。私は死を恐れていますが、それよりも何よりも死の直前に何を感じるのかが恐ろしいのです。いっそ交通事故で即死したら幸せなのではないかと強く望むことがある。

人によってはマギーのあの状態は「それでも生きている」と思うのかもしれない。でも私には「そうまでして生かされなくてはいけないのか」と虚無感に襲われました。彼女は強いから死を望むことが出来ましたが、私にはその意気地も無い。かといって「死ぬ直前」ともいえる状態で寿命を真っ当できる自信も無い。

本当ならフランキーの葛藤について思いを馳せるべき教会のシーンであっても、「この瞬間」のことを考えることがとても恐ろしくてとても彼の気持ちを思うに至りませんでした。
ただ牧師がフランキーの悩みを聞き説得するところで、「自殺幇助」することは罪深いことなのかもしれませんが、何でもかんでも「神様の御意思にまかせる」という牧師の言葉が酷く無責任で他力本願だと感じました。

観にいきたい人を止めることはいたしません。いっそドンドン行って頂きたい。でも私は連れて行かないで、この作品の話をしないで、もう考えたくないと思わせる作品でした。 …そういう意味でもよく出来ているんですけど…。

日本公開日:2005/05/28 

「ミリオンダラー・ベイビー」の劇場検索

詳細情報は以下に。
ギャラリーで「ミリオンダラー・ベイビー」を検索
「ミリオンダラー・ベイビー」の「PICO*THEATRE」館内データページ


【スタッフ・キャスト・他情報】
【ストーリー】
自分がひとつだけ誇れるのは、ボクシングの才能だけ。その思いを胸に、ロサンゼルスへやって来た31歳のマギー。彼女は、名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願するが、フランキーは「女性ボクサーは取らない」と言ってマギーをすげなく追い返す。だが、これが最後のチャンスだと知るマギーは、フランキーのジムに入会し、黙々と練習を続ける。そんな彼女の真剣さに打たれ、ついにトレーナーを引き受けるフランキー。彼の指導のもと、めきめきと腕をあげたマギーは、試合で連覇を重ね、瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。同時に、ふたりのあいだには、同じ孤独と喪失感を背負って生きる者同士の絆が芽生えていく。だが、彼らは知らなかった。その絆の真の意味を、試される時が来ることを......。
【原作・ノベライズ】
ミリオンダラー・ベイビー
F.X. トゥール F.X. Toole 東 理夫 早川書房



公式サイト:〔アメリカ公式サイト〕 〔ドイツ公式サイト〕 〔イタリア公式サイト〕 〔スペイン公式サイト〕 〔スウェーデン公式サイト
原作:ミリオンダラー・ベイビー
F.X. トゥール F.X. Toole 東 理夫 早川書房


原題:Million Dollar Baby
監督:クリント・イーストウッド/
出演:クリント・イーストウッド/ヒラリー・スワンク/モーガン・フリーマン/アンソニー・マッキー/ジェイ・バルチェル/マイク・コルター/ブライアン・F・オバーン/マーゴ・マーティンデイル/ネッド・アイゼンバーグ/ブルース・マクヴィッティ/

製作:クリント・イーストウッド/ポール・ハギス/トム・ローゼンバーグ/アルバート・S・ラディ/
脚本:ポール・ハギス/
撮影:トム・スターン/
美術:ヘンリー・バムステッド/
音楽:クリント・イーストウッド/
衣装:デボラ・ホッパー/

日本公開日:2005/05/28
製作国:アメリカ/(2005/01/14)
時間:133分
製作年:2004
ジャンル:ドラマ/
製作/配給:松竹/ムービーアイ
備忘録:-

(2005,06,27)/(中・感想)

【関連商品】
暫定修正しました
日本公式サイトのことですよね?
映画企業がドメイン放棄をした後で他の企業がそのドメインを購入していたようですね。
映画の公式サイトはこうやってリンク張ってあることが多いのでSEOに有効と思っているのかまれにこういったことがあります。
リンク切れは気をつけているのですが、なかなか整備しきれなくてすいません。
2008/03/23(日) 15:12:05 * * 管理人 #dXH0vLFY[編集]
サイトが違うのでは
ミリオンダラーベイビーをクリックしたら、全然 違うページが表示されましたよ。なぜ???
2008/03/10(月) 14:06:01 * * なぜ?? #YgPJajOw[編集]

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映画「ミリオンダラー・ベイビー」(Million Dollar Baby, 2004・米国)モーガン・フリーマン扮するスクラップがこの映画のナレーションを務めるのは、彼には語らねばならない物語があるからである。物語とは、人を生かすものであるし、自分の生の意味を確認するものでもあ
* make myself just as hard * 2006/09/04(月) 05:23:24
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まさか、あんな結末を迎えるなんて・・・オススメ度:★★★★★ 監督・出演:クリント・イーストウッド 出演:ヒラリー・スワンク    モーガン・フリーマン    アンソニー・マッキー    ジェイ・バルチェル<あらすじ>ロサンゼルスで古....
昨年度のアカデミー賞で「アビエイター」を蹴散らして見事!主要4部門を受賞したのが「ミリオンダラー・ベイビー」。観た人の感想が賛否両論だったから、予告編を観ただけで敢えて何の予備知識も仕入れずに鑑賞してみたけど、これがとってもよかった!!ひょっとしてお涙頂
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ミリオンダラー・ベイビー例のアカデミー受賞問題作風情映画。なんでこれが問題作かというと、クリントイーストウッドが喋らなさ過ぎるからだ。各シーンが明確に彼の感情を隠喩及び象徴している反面、彼自身(キャラがね)の意思表示がクリアに言及されないため、客は結局供
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* 猫姫じゃ * 2005/11/07(月) 14:48:33
DVDにて、「ミリオンダラー・ベイビー」を観ました。私はこの作品をボクシングに賭ける女のサクセスストーリーだとばかり思っていました。けどれ、ボクサーのパンチを食らったくらい、大きく違っていました。予備知識なしで観ればきっと私以上の衝撃を受けるでしょう。
* 私でもいいですか? * 2005/11/05(土) 15:16:55
クリントにゃ そこらの親父しかない 味がある     この作品、見たのちょいと前で、自分のHPにも掲載したけど、このブログでも言わせてちょうだいね、言いたいから。? いつのまにか監督業まで手掛けられるようになったクリント・イーストウッド様。ご出世おめで
* 空想俳人日記 * 2005/09/06(火) 22:30:06
妻とクリント・イーストウッド監督の「ミリオン・ダラー・ベイビィ」を見に行きました...
* 民主党参議院議員 ふじすえ健三 * 2005/07/07(木) 15:33:40
6月7日(火)TOHOシネマズ木曽川にて最初に断っておくが、私はクリント・イーストウッドがあまり好きではない。彼の若い頃の活躍については、実際のところよく知らないが、あそこまで歳を取ってもあくまで"ヒーロー"をやりたがる姿勢が好きになれなかったし、自分
更新が遅れちゃったのは、木曜日になっちゃったのは、どういう風に書いたら良いんだろうと考えていたからです。何よりもかなり期待していたこの映画。期待以上の作品でした。アカデミー主要賞をほとんど獲ったのはしょうがないでしょう。人間の魂を揺さぶる作品だと思います
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正統派というか、なんか懐かしい感じのする映画でした。 不幸せな人生を送ってきた主
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