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2005/01/07  (金) 17:59| 映画感想編集

悪意のない、透明な嘘

ホワイト・ライズお薦め度:.★★★.
 元々この作品は(ロマンスを解さないので)役者目的で観にいきました。その点に関しての結論から言うと。案の定ローズバーンの独演場でした。

■一応(とか言うな)主人公のマシュー(ジョシュ・ハーネット)
彼がどうにもあんまり魅力的に感じられません。
ストーカー行為がすさまじい。どこで最初に引いたかと言うと【昔の恋人リサらしき人物のいた電話ボックスで残り香を嗅ぐ】ところ。それってどうにも変態チックです。
そのあとも世間的に言うところの愛ゆえの一途さで、【拾ったホテルのカードキーを使って部屋に侵入するし、物は漁る、ベットでにおいを嗅ぐ、コンパクトは盗む…。さらに彼女の家を突き止め合鍵を盗み、家に侵入する…】。

謎の女性がリサだという確信があっての行動だとは思いますが、相手の了解なしに周囲をうろつき回る彼はどう見たってストーカーチックで相当にやばい人です。見つかって撲殺されても文句は言えないね。

■過去の女リサ(ダイアン・クルーガー)
彼女は今回の事件に関してはほぼ完全に非がなく被害者なのはわかるのですが、内面の感情表現に乏しい。
お人形さん的な美人ぶりが際立っているせいなのか演技に代わり映えがしないなあ…(苦笑)。前半で思い出の中の幻の女性として描かれているせいもありますが存在感が希薄。

さらに言動がどうにもいけ好かない。過去回想で、【靴屋でさも当然のように足を突き出すところ(女王様かいな)やマシューの前に付き合っている男性とも自分の言いたいことだけいって隣のアレックスの家に飛び込んでしまう】ところとか、何だか軽薄な女性に思えてしまいます。

彼女はストーカーチックな男性に惚れられる運命なんでしょうかね。
二年経った現在においても【大富豪と付き合っており、のぼせ上がってしまった彼は妻を偽装事故で殺してしまったようです。怖くなったリサは彼から逃げる為に自宅を空けホテル住まいをしています】。

■謎の女性アレックス(ローズ・バーン)
きっと監督的には共感しやすい元恋愛関係にある男女に匹敵する人間性をアレックスに与えたのでしょうかそれが私には逆効果になったようです。
演技的に彼女の独壇場でした。マシューやリサの人間性が上記のようで彼らに共感しにくいせいで、【実際に悪いことをしているはずの】彼女に同情してしまいます。

アレックスのしていることは【確かに独りよがりで酷いこと】なのですが、彼女はそれをちゃんと理解している。自分が【独りよがりで信じている人を裏切る行為をしていることを、そして自分自身を含む誰もが不幸になる】ことを。

アレックスとしてマシューと対面したときの「何も知らないからって、彼女を責める権利があなたにあるの?」「謝罪はしない。でも一生後悔しながら生きていく」と言い放つ】彼女は決して恋愛の甘ったるい面だけを観ていないと感じるし、私はそんな彼女にとても好感を持ちます。

…こんな彼女に対して、マシューが【単純に「人の恋路を邪魔しやがって」としか思っていないような表情なのが思いやりのなさに】腹が立つ。

さらに【空港に迎えに来た婚約者にろくに視線も合わせず、おなざりな説明をする】ところがむかつく。
それこそ婚約者の彼女は【何も悪いことをしていないのに、二年間いない女の穴埋めとしての関係だと言わんばかりの彼の口ぶりは完全に「僕達、サイコ女に関係を引き裂かれたロミオとジュリエットなんだ。こんなに至上の愛を全うする僕の為に犠牲になってよね」的で、世界の中心が自分達で他人の不幸はお構いなしな】典型的に私が嫌いなタイプのカップルなのがどうにもいけすかん。
さらに、【ようやくリサと再開するに当たってぼさーっと後ろで「僕の愛ビームを感じろ!」とばかりに彼女が振り向くのを待っているのも愛に酔っているぽくっ】て嫌だ。

こんなバカップル、再開したのはいいけれど今後の行く末が心配です。
大体、婚約者のお兄さんの会社で働いて重要な中国の商談すっぽかして…婚約は破棄だし、会社傾いたらどうするんだ。訴訟だ訴訟!!


日本公開日:2004/12/11 

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詳細情報は以下に。
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【スタッフ・キャスト・他情報】
【ストーリー】
婚約者と共にレストランにいたマシューは、かつて心から愛した女性の後ろ姿を偶然目撃してしまう。それは、2年前何の前触れもなく彼の前から姿を消した最愛の人、リサだった。
婚約者、仕事……リサを失ってから築きあげてきた人生をすべて捨てて、マシューはリサを捜し求める。残された手がかりを追ってマシューがたどり着いたのは、あるアパートメントの1室だった。しかしリサの面影を漂わせる部屋に現われたのは、リサと名乗る別の女性だった。そして澄んだ瞳に、美しい笑顔を称えたこのミステリアスな女性には、あまりにも切なく悲しい秘密があった――。
【原作・ノベライズ】
ホワイト・ライズ
池谷 律代 竹書房



公式サイト:〔日本公式サイト〕 〔イギリス公式サイト〕 〔スペイン公式サイト
原作:ホワイト・ライズ
池谷 律代 竹書房


原題:Wicker Park
監督:ポール・マクギガン/
出演:ジョシュ・ハートネット/ダイアン・クルーガー/ローズ・バーン/ジェシカ・パレ/

製作:アンドレ・ラマル/マーカス・ヴィシディ/トム・ローセンバーグ/ゲイリー・ルチェッシ/
脚本:ブランドン・ボイス/ジル・ミモーニ/
撮影:ピーター・ソヴァ/
美術:リチャード・ブリッジランド/
音楽:クリフ・マルチネス/
衣装:オデット・ガドリー/

日本公開日:2004/12/11
製作国:アメリカ/(2004/09/03)
時間:114分
製作年:2004
ジャンル:ドラマ/恋愛/サスペンス/
製作/配給:日本ヘラルド
備忘録:-

(2005,01,07)/(中・感想)

【関連商品】
嗅ぐ嗅ぐ
作品自体は演出とか見せ方は良かったんですけどね…。
よくあんなくそ寒い公園で三時間も待つもんだ(いや、そんな寒いところで待ち合わせするなよ)と、と思ったものです。

ノベライズではさらに酔いっぷりがすごいそうです。
観たいような観たくないような。
2005/04/20(水) 21:13:24 * * かなで@管理人 #XAjl2.RA[編集]
匂い
かなり匂いフェチだったのでしょうかね。
靴の匂いを嗅いでいたのが印象的だったです。
2005/04/20(水) 20:54:26 * * kossy #YaTS71PM[編集]

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story 1996年に製作されたヨーロッパ映画「アパートメント」をハリウッドでリメイク。すべてを捨てて最愛の人を求める一人の男と、ふたりの女性をめぐるミステリアスな関係を描いたラブ・ストーリー。主演は「パー
* 土曜の夜は・・・ * 2007/01/07(日) 15:07:47
「ホワイト・ライズ」★★★★★(盛岡フォーラム3) 2004
* いつか深夜特急に乗って * 2005/11/17(木) 21:29:16
 これはプロット一発勝負の映画だけど・・・お、面白い。 この映画は1996年製作のヨーロッパ映画『アパートメント』のリメイクでして、『ホワイトライズ』というタイトルから想像できるように、「純粋な嘘、罪の意識のない嘘」がテーマなのです。こうなったら、騙されてな
* ネタバレ映画館 * 2005/04/20(水) 13:35:02
 
 
 
 
 
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